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生徒さんの作品紹介

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 人物クロッキーや鉛筆デッサンは大分描けるようになってきた小関さんですが、全体を大きく捉える訓練として、最近、木炭デッサンを始めました。なんと言ってもまずは木炭に慣れることですが、材質の特徴を知り、そして調子の幅を出す練習として昔から行われているグラデーションをやってもらいました。(私も高1で美術部に入ったとき真っ先に先輩にやらされました。懐かしい・・。)真っ白~ハーフトーン~真っ黒までの10段階です。時間はかかりましたが塗りも押さえも際の処理も大変きれいにできました。これに加えて木炭紙の目を潰さないザラついたトーンのでのグラデーションも次回やってみましょう。慣れるのに多少時間がかかる木炭ですが、ディティールを描きにくい木炭だからこそ全体を大きな面の連続で捉える立体表現の学習には効果があります。ドローイングにもその威力を発揮すると思います。
※七宮先生コメント