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生徒さんの作品紹介

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 水の入ったガラス瓶をデッサンしたものです。構図、表現方法共に基本に忠実に描かれています。作画のポイントは、円柱(幾何形体)同様左右対称のフォルムとアイレベルからの距離によって見え方が変化してゆく楕円形の捉え方とガラスと水の透明感、透明ガラスの立体感、光の屈折率の違い等でしょうか。キャップの色と質感も大事です。それらすべてがしっかり表現できていると思います。テーブルと壁も描き込みを抑えながらも要所はしっかり押さえられており奥行き十分です。
 特に評価したいのは無駄なタッチを残さず、輪郭の変化をバックとの関係でメリハリを意識的につけることによって立体感が表現されているところです。瓶の底の描写も屈折した様子がよく観察して表現されています。
 デッサンは、対象の描写において何が必要で何が不必要なのか、視覚による情報伝達という目的から分別し最適な表現方法を見つけ整理し自分のものにしてゆくことです。(Nさん作)
※七宮先生コメント