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エアブラシ講習会

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 H28・6月30日(木)に七宮賢司先生による「エアブラシ講習会」にお邪魔してきました。エアブラシの経験の有無に関わらず、みなさん作業に熱中して楽しそうにエアブラシを使っていらっしゃいました。またお邪魔させてくださいね。


見本1七宮先生によるお手本の塗り前と塗り後です。今回は夏間近ということかお魚を見本にご用意頂きました。



マスキング1先生のお手本をご紹介します。
まず先生が事前に用意してきた下絵にマスキングフィルムを貼ります。空気を抜きながら丁寧に貼っていきます。マスキングフィルムは低粘着を使用していますので、比較的きれいにはがすことが出来ます。




IMG_2403マスキングフィルムを全体に貼ったら、色をつけたい部分だけフィルムを切り取ります。デザインカッターを使って力を入れ過ぎて紙まで切らないように気をつけながらフィルムを切り取ります。



調合フィルムの準備ができたら、次は絵の具の用意です。アクリル絵の具を混色して目的の色を作ります。今回は単色で背の色を塗ります。色の調色は先生曰く「何色と言えない色を作る」とのこと。緑色や黄緑、茶など識別できる色ではなく、その間と呼ぶのか、何色とも言えない色を目指すと、より自然な色味をだせるそうです。調色を済ませた色を水で希釈(適当)してエアブラシのカップに移します。



単色吹きいよいよエアブラシで吹いていきます。コツは「均一」と「平行に動かす」ようです。同一方向へ何度も腕を平行に動かして少しづつ色をのせていきます。吹き加減は実際に吹きながら調整して覚えるしかないようで、遠回りが近道になるようです。うーむローマは一日にして成らず。



マスキング除去色が塗り終わったらマスキングを剥がしていきます。細かい部分はカッターの刃先をめくるように使うと上手に剥がせるようです。



彩色最後にひれの部分を先程吹いた絵の具を筆で塗っていきます。エアブラシの風合いを損ねないよう気をつけながら筆を動かし塗っていきます。今回のひれ部分は細かい模様を下絵の段階で入れているのでそこまで気張らずに軽いタッチで描かれました。

エアブラシはムラなく綺麗なグラデーションをつくれるのが魅力です。