作者・山口千賀子さん (第2・4水曜 平田クラス)
TV番組のワンシーンをデジカメで写し、それを油絵で描いた作品なのであくまで習作という事になります。カメラによって撮られた対象は、一旦情報が整理されるので描きやすくなります。しかし油彩画として魅せる為には、やはり修正が必要です。例えば、作品ではレンガの部分は絵具に砂を混ぜてざらついた質感を強調し猫のやわらかさと対比させています。背景など少し描きすぎた感もありますが、作者が表現したかったワンシーンの雰囲気が良く伝わってきます。この補正の仕方を今後の作品に生かして下さい。(講師・平田)
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■七宮賢司先生のクラス(金曜日)を受講されている小関さんの作品です。
(七宮先生のコメント)
石膏像チグリスのデッサン(木炭・木炭紙)です。
木炭の使い方にも慣れて、像のフォルムや大きさが良く表現できたと思います。
髭や頭髪など細部の多い像ですが描写的にも全体と細部のバランスがとれ光の
方向性も的確で存在感がしっかり表現できたと思います。
細部の描写は、像を大きく面で構成された塊として捉えそれぞれの面の方向性
を表し、その方向性を失われないよう注意しながら描きこんでゆくことです。
木炭はパステル同様定着性のほとんどない画材ですからガーゼや手などでしっ
かりおさえて調子の幅を出すことが必要です。
背景の壁やテーブルも面としての繋がりや質的な抵抗感も忘れないで下さい。
(七宮先生のコメント)
石膏像チグリスのデッサン(木炭・木炭紙)です。
木炭の使い方にも慣れて、像のフォルムや大きさが良く表現できたと思います。
髭や頭髪など細部の多い像ですが描写的にも全体と細部のバランスがとれ光の
方向性も的確で存在感がしっかり表現できたと思います。
細部の描写は、像を大きく面で構成された塊として捉えそれぞれの面の方向性
を表し、その方向性を失われないよう注意しながら描きこんでゆくことです。
木炭はパステル同様定着性のほとんどない画材ですからガーゼや手などでしっ
かりおさえて調子の幅を出すことが必要です。
背景の壁やテーブルも面としての繋がりや質的な抵抗感も忘れないで下さい。
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