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生徒さんの作品を紹介します。

松浦作品.jpg



七宮コメント
金ーDを受講されている松浦さんの石膏デッサン(マルス・木炭紙に木炭)です。
構図、プロポーションとムーブマン(動勢)に時間をかけていただきました。
右肩から左肩までの奥行き、頭部との位置関係の表現にもじっくり取り組んでいただきました。
幾何形態で学んだ面の方向性の表し方、トーン(調子)とマチエール(画肌)による空間と立体表現。
解剖学的人体構造の把握等々石膏デッサンから学べることは少なくありません。
確実に写実表現における財産になると思います。
背中の描写に固さが残ることと、頭部は良く描きこまれていますがレリーフ的で立体感に欠けます。
大きな面として捉えた際のディテールおよび輪郭部と背景との関係が今後の課題でしょうか。
全体的には大きさや動き存在感が出ていて描こうとする意志の感じる強いデッサンです。
長時間お疲れ様でした。





岸部作品.jpg



七宮コメント
水ーBを受講されている岸部さんの作品(油彩)です。
人物講座のモデルを写真から描き起こしました。
実際にモデルを前にして描くのももちろん大事ですが、写真を利用するのも
時間的な制限がなくじっくり取り組める利点があります。
骨格標本模型や筋肉の図などを参考にして自身で組み立て作品にしてゆく、
デッサンやクロッキーの経験を積めば可能ですし人物画を制作方法として間
違っていないでしょう。
教室の照明を落とし自然光で撮られた写真ですが、さらに陰影を強調し表情
や背景の表現も工夫されていて人物の心理的な面まで感じられるような絵作
りになっています。
人体の構造は当然の事ですが肌や髪の毛、コスチューム等の質感表現も作品に
説得力を持たせる大事な要素です。